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令和4 年秋季研究発表会~ウィズコロナ対応ハイブリッド開催~
2022 Autumn Meeting~Hybrid Style for Post-Pandemic New Normal~
繊維学会会員の皆様におかれましては、コロナ禍で大変なご苦労を強いられておられることと拝察致します。いよいよafterコロナで対面開催、という段取りで4月以降計画を進めて参りましたが、ご承知のように、現在第7波の真っ只中でございまして、ピークアウトのタイミングすら見えてこない状況です。幸か不幸か、国の対応としては、これまでのような緊急事態宣言を発令するような事態は考えていないということですので、開催当日までには収束していることを願うばかりです。
この時評の紙面をお借りして、今年の11月9日㈬、10日㈭に開催する予定の秋季研究発表会(秋研)について、準備状況をお知らせ致したいと存じます(https://www.fiber.or.jp/jpn/events/2022/autumn/index.html)。昨年に引き続き、秋研を関西支部で担当いたします。昨年は残念ながら全面オンラインの開催となりましたが、本来は鳥取市での開催を予定しておりました。その計画を 1 年シフトして、今年こそは鳥取市現地開催を実現すべく、副実行委員長をお願いしている鳥取大学・伊福伸介先生にご尽力を賜りながら、とりぎん文化会館(http://site.torikenmin.jp/kenbun/)という素晴らしい会場をお借りして開催する予定です。また、コロナの状況が許せば、JR 鳥取駅徒歩 5 分の至便立地のホテルモナーク鳥取(https://hotel-monarque.jp/)にて、懇親会も開催の予定で段取りを進めております。もちろん、コロナ対策には万全を期していますし、コロナの状況次第では、キャンセルもあり得ます。既に、8 月 1 日から参加登録が始まっていますので下記の web からご登録をぜひよろしくお願い申し上げます。
https://www.fiber.or.jp/RegistrationOnline/index.php?id=221031
今回の特別講演は 3 名の先生方にお願い致しておりまして、全て鳥取大学の先生方ですが、それぞれアカデミックな内容、地元の産業活動に根付いたカーボンニュートラルな取り組み、そして、鳥取砂丘を生かした鳥取発世界的研究拠点の活動をご紹介いただきます。
①松浦和則先生(鳥取大学学術研究院工学系部門)
「化学でウイルスレプリカを合成する(仮)」
②伊福伸介先生(鳥取大学工学研究科;㈱マリンナノファイバー)
「大学発ベンチャーによる「カニ殻でみんなを笑顔に」するプロジェクト」
③辻本壽先生(鳥取大学乾燥地研究センター長)
「鳥取砂丘から世界へ~鳥取大学の乾燥地科学研究」(仮題)」
また、「鳥取大学乾燥地研究センター」見学会も企画しております。通常発表セクションに加えて、今年度から新しく活動を開始した繊維学会研究委員会である「医用材料研究委員会」特別セッション、そして「ナノファイバー技術戦略研究委員会」特別セッション、「若手産官学交流セッション」(依頼講演のみ)を実施いたします。さらに昨年に引き続き、高校生セッションをハイブリッドで開催致します。また、今回の初めての試みとしまして、研究発表募集部門 A2:ショートプレゼンテーションを企画しました。これは従来の口頭発表 A1(発表 15 分、質疑応答 4 分)の半分の時間の口頭発表(発表 7 分、質疑応答 2 分)です。発表時間を短くした理由は、特に企業の方に発表してもらいやすいようにと考えたからです。企業の発表件数を増やして、企業の方々の参加数を増やすことができればと考えております。
満を持しての鳥取開催ということで、カニをはじめ、豊かな旬の海の幸を参加者の皆様とご一緒に満喫できればと思っております。さらには、たたら製鉄やハワイ(羽合)温泉、鳥取砂丘、大山など、伝統文化と温泉・砂丘、大自然、ぜひ、現地で久しぶりに皆様方と対面で秋研をエンジョイしたいと思っております。奮ってご参加のほどよろしくお願い申し上げます。
櫻井 伸一(京都工芸繊維大学 教授)
*繊維学会誌2022年9月号、時評より
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