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The 17th Asian Textile Conference (ATC-17)
The 17th Asian Textile Conference (ATC-17)
Federation of Asian Professional Textile Associations (FAPTA)
Asian Textile Conference, the apex textile event in the Asia-Pacific, initiated by six founding nations, has been a biennial nexus for innovation since 1991. The 17th Asian Textile Conference (ATC-17) is organizing both online and offline paper presentations, aiming to shape the future of sustainable textiles.
Conference Date: December 17-19, 2024
Venue: Feng Chia University, Taichung, Taiwan
Location: B1, Ren-Yan Bldg., (RYB) (蓮岩ビルB1/啓恒ホール)
Submission: The submission window opens on August 1 and closes on October 30.
Registration: All payments must be completed by November 10. Please note, on-site payments during
registration will not be accepted. Failure to complete payment will result in an incomplete registration, and the contributor’s oral and poster presentations will not be scheduled.
Warm Welcome: We particularly greet Japanese scholars and students participating ATC-17 and visiting Taichung’s splendid resorts.
* 東豊自行車緑廊は、廃線となった鉄道を改造して作られた自転車専用道で、全長約13.6キロメートルです。鉄道の特徴を活かしたグリーンエネルギーの観光ルートであり、鉄道のプラットフォームを自転車道路に平行する線路、921地震を記念する断層プラットフォーム公園など、歴史教育と時代の意義を持っています。道沿いには美しい風景が広がり、素晴らしい景色が楽しめます。
** 石岡ダムを間近で見ると、その壮大さが際立ちます。周辺の広大な土地は緑に溢れ、散歩やリラックス、観光に最適です。
*** 台中の国家歌劇院は、ロイター通信によって「世界で9番目の新しいランドマーク」に選ばれました。外観から内部に至るまで、多くの見どころがあります。日本の建築巨匠、伊東豊雄が設計したこの歌劇院は、「美しい音の洞窟」をコンセプトに、独特な曲線の壁と柱のない構造で、世界で最も建設が困難な建築物として称賛されています。
東豊自行車緑廊 | 石岡ダム | 国家歌劇院 |
Jason Hsiao Chun Yang(Feng Chia University, Taiwan. Prof.)
Asian Textile Conference(ATC)は、アジアの8か国・地域の繊維系学協会が構成メンバーとなっているFederation of Asian Professional Textile Association(FAPTA) が 2年に一度開催する繊維とテキスタイルに関する国際会議である。1991年に第1回の ATC-1がインドで開催されて以来、多くの国々で開催され、本年の12月には第17回のATC-17が台湾台中市の逢甲大学で行われる。前回のATC-16は、日本開催であり繊維学会が企画・運営を任されたことは会員の皆様の記憶にも新しいことだろう。パンデミックという困難な状況の中、木村邦生元会長を始めとする多くの繊維学会関係者の御尽力と御協力より準備が進められ、オンライン開催という形式の中、成功裏に終えることができた(2022年7月)。開催国に運営が一任されるという方針の下で、木村先生の繊維学会らしい学術色を前面に押し出した会議にという意向から、研究発表を軸に据えたプログラム構成が意識された。その結果、狙い通りに活発な議論が行われたことに実行委員一同、安堵するとともに、アジア諸国の繊維系学協会メンバーに向けて、改めて本繊維学会の学際的な基盤力と運営スタンスを示すことができたと感じた。ATC-16の前日に開催されたFAPTAの理事会で今回の本年のATC-17が台湾で開催されることと、当時会長だった小職が2年任期のFAPTA会長に選出された。大変お恥ずかしいことに、ATCについてその存在を知ったのは、理事を拝命(2008年6月)してからということもあり、信州大学繊維学部で開催されてATC-10(2009年9月)が参加・発表デビューとなった。以来、繊維及び関連分野の研究動向の確認をメインとしながらも、日本からの参加者を含めた研究者との交流、開催地の歴史や文化を楽しむことができるよう可能な限り日程を確保するようにしている。今回もFAPTA会長としても業務もあるが、初めて訪れる台湾で存分に学び、楽しむことを目論んでいる。多くの会員の皆様と異国の地でお目にかかれることを楽しみにしている。
荻野 賢司(東京農工大学 教授)
*繊維学会誌2024年9月号、時評より
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